こんにちは、碧です。
小さい頃から人見知りだった私は、小学校と中学校に通っていた頃、友達の後ろにくっついていた引っ込み思案な性格でした。
でも、今の自分を少し変えたい! 人見知りをなおしたい! と思うようになって行動したのが高校生の時。無事に高校デビューができて、人見知りを克服するきっかけになっているな~と実感しています。
この記事では、人見知りを克服したきっかけになった高校デビューについて紹介します。
高校デビューをするのに大切なポイントを10個と、私の体験談を記しますので人見知りを克服するきっかけを知りたい。上手に高校デビューをしたい。そんなあなたに読んでいただけたら嬉しいです。
目次
人見知りを克服しよう!高校デビューのポイント10個
ポイントは全て難しくなく、少し意識するだけでできる事なので気を楽にして読んでください。
それでは順番に紹介していきます。
・明るく挨拶をする
明るく挨拶をされると私は嬉しい気持ちになります。勿論、タイミングや声の大きさなどは考えないといけませんが明るい挨拶を嫌がる人は、あまりいないのではないでしょうか。ですので、誰かと会ったらまずは明るい挨拶を心がけてください。
朝は寝不足で頭がまわらないとか、夕方は1日の疲れがたまっているとか事情はあるかも知れませんが、明るい笑顔で挨拶をすると相手への印象も良くなるはずです。
・清潔にする
清潔感のある人の方が話しかけやすいと思います。でも美容に目覚めてほしいわけではなく、髪型がボサボサだったり、汗の臭いが強かったり、髭の処理や、お化粧の度合いなど、意識できるところは沢山あります。爽やかな印象がある人=“話しかけやすい”と感じるはずです。
髪型は自分でヘアアイロンをかけたりワックスを付けたりするだけでも良いと思います。汗は汗拭きシートなどをうまく利用してみてください。男性は髭のお手入れが大変かと思いますが肌を傷めないように気を付けながら整えてください。眉毛などの多少のお化粧は身だしなみとしてする人も多いので、その程度にしてもらって校則違反になるような過度なお化粧は控えましょう。
・姿勢を良くする
姿勢は生活習慣からくるものなので、いい姿勢をずっとキープするのは難しいですが、気が付いたら意識してみるのがオススメです。スタイル的にも良く見えますし、それだけで話やすい印象も与えます。
私は猫背と肩を内側にいれる癖があったので自分の姿を鏡で確認しながら治すべき箇所を意識することができました。まずは自分の姿勢を客観視してみて、少しずつ改善していきましょう。
・話しかけてみる
先程の“挨拶”もそうですが、例えばプリントを配られたら「ありがとう」など最初はハードルが高くない言葉からかけてみましょう。
話しかけてもらうのをずっと待っていると相手から“話しかけづらい”と思われてしまうかも知れませんので、まずは自分から。でも比較的簡単な言葉をかけると柔らかい印象を持たれると思います。
そして慣れてきたら自分が得意な事や好きな事を話題にしてみれば、会話のラリーもしやすくなりますし、もしかしたら共通点が見つかって盛り上げる可能性もありますよ。
・勉強を頑張る
一見、人見知り克服と繋がらないと思われがちですが、勉強ができるとそれが話題になる可能性もありますし、同じく勉強ができる人がいれば話も合います。さらに勉強が苦手な人には教えることで仲良くなるかも知れません。
成績も上がるし、会話のきっかけにもなったら最高ですね。
・部活動や委員会に入る
先程の勉強と同じことですが、部活動や委員会に入れば誰かと必ず接する機会があります。そこで自然に話せたり仲良くなったり、そんなチャンスの場にもなります。
ですから帰宅部を選べる学校だったとしても、できればどこかの部活、もしくは委員会に所属することオススメします。
・人の良い所をみつける
人の良い所をみつけることができると、その人と話してみたいと感じます。そして実際に話せるタイミングがあった時に、その良い所を伝えたり褒めてあげると相手にも喜んでもらえます。
さらに相手もあなたの良い所を見つけようと興味をもってくれたら、話しかけやすい存在になるし距離も縮まっていくと思います。
・キャラを作らない
明るいキャラ、お調子者のキャラ、破天荒なキャラ、知的キャラなど、無理にキャラクターを作ってしまうといつかその無理が蓄積されて疲れてしまいます。
クラスのムードメーカーになれたとしても3年間も突き通すのは大変なので、気合を入れすぎないように注意してください。
・悪口を言わない
人の悪口を言うと、自分の悪口も誰かに言われてしまうかも知れません。
確かに学校生活も長くなると相手の悪い部分が見える場合もあります。ですがそれを誰かに言ってしまうと、悪口を言う人なのだと印象付けてしまいます。少し嫌だと思っても言葉にせず心の中でとどめてください。
先程ご紹介した“良い所”を探すようにして上手く付き合っていけると、ストレスも少なく過ごせるはずです。
・知り合いがいない学校を選ぶ
高校デビューをするなら今までの自分を知っている人がいないのが最適な環境ですね。のびのび高校生活を過ごせます。本当はこれが理想的ですが、ただしそれを狙って高校受験をするのは難しいので、学校は一緒でも学部が違うとか、クラスが一緒になっても部活動や委員会は別にするなど工夫をして、今までの自分を変えられる環境を作っていきたいですね。
勿論、知り合いが受験しない学校を選べたら1番なので、自分の進路希望をふまえて考えてみてください。
人見知りを克服するきっかになった高校デビューの体験談
ここからは私の体験を紹介していきます。
幼少期から人前にでるのが恥ずかしいので、いつも仲の良い友達の後ろに隠れていました。久しぶりに会う人には「〇〇ちゃんの後ろにいる子」と呼ばれるほど、当時の私は印象が薄かったといえます。
でもそれが嫌だったわけではなく、気の合う人とだけ話しができれば良いと思っていました。そんな私が高校デビューをすることになった理由は次の通りです。
高校デビューをするきっかけ
・女子高を選択と、その理由
中学時代、クラスの男の子が、私の仲良しな女の子の悪口を言っていて、それが結構ひどいと感じたので高校時代もこんな男の子達がいたら嫌だなと思い、女子高を希望しました。
女子高に行ったところで悪口はあると思うけど、なぜかその男の子の言葉が忘れられなくて今後も同じような事が起きたらって考えるくらいなら女子高一択と決めました。
大人になった今は、男子をひとくくりに嫌だと思ってしまった過去の自分をダメだと思いますが、当時の私は気が付きませんでした。このようにきっかけは偏見からでしたが、実際はモヤモヤした気持ちを無くして高校生活を過ごせたので良かったと思っています。
・知り合いがいない学校を選んだ
私は進路希望の段階で2校にしぼっていましたが選んだ学校は
2、電車が混まない
3、商業科がある
4、私以外に誰も志望していない
これらの点がよくて決めました。受験をするのは自由なので誰かと一緒になっても仕方のないことですが、運よく知り合いがいない学校へ入学することができたのです。
そして受験に合格した頃からは、高校生活はいままでの自分を少し変えていきたいと思っていたので誰の目も気にすることなく高校デビューをすることができました。
人見知りを克服するきっかけ
次に人見知りを克服するために心がけていた事を紹介します。
・紹介した10個のポイントを実践
勉強だけは昔から苦手なので頑張れませんでした!笑
それ以外はほんの少しの意識でできる事なのでやった結果、クラスで浮くことも埋もれることもなく、とてもいい環境で過ごすことができました。
・特に意識したこと
絶対に“悪口を言わない”というのは決めていました。悪口を言い合って楽しいと思う人もいるし、私もそう思った頃もありました。でも高校生活では楽しく明るく過ごしたかったので、嫌な気持ちがわいてきても心の中へスッとしまう。それでもどうしても無理な時は家族に相談してストレスを溜めないように調整していました。
もしも誰かが人の悪口を言っていたら、「そうなんだ~」と、聞くことは聞いて「でも〇〇ちゃんはこんな良いところもあるよ」と、私が感じる良い面を伝えてあげるようにしていました。他人から聞いたことで“良い面”が刷り込まれたら、みんなが嬉しい方向にいけるのでは?と考えたからです。
実際にどうだったかは分かりませんが、私はこの方法をやってよかったと感じています。
・相手の話をしっかり聞く
いちばん大事なのは相手の話を聞く事です。しっかり聞き終わってから自分の話をする。これって意外と難しいことで、話を割って入ってしまいがちですよね。
同じことを自分がされたら、やはり嫌な気分になるので、それに気が付いてからはしっかり聞いてそのあと返事だったり、自分の話題をはじめたりしました。
私自身がそうなのですが、話を聞いてくれる人は心地良くて、また話したいと思います。そんな存在に高校時代の私もなれていたとしたら嬉しいことですね。
相手の目を見てしっかり話を聞いたので人見知りが克服されていったのだと感じます。
・10人グループの会話をまわしてみた
高校3年生のお昼時間、3人+3人+4人の小グループが次々と合体して、結果的に10人で食べる事になっていました。10人もいると奥の人の話は聞こえないし会話もバラバラになりますが、それでも私はみんなが共通している話題になれば、すかさず「〇〇ちゃんはどう思う?」と話をふって出来る限りみんなで会話をするように心がけました。
せっかくみんなで食べているのに、その時間を楽しいものにしないと勿体ない!と思ったからです。個々に話している時もあれば、10人全員でワイワイする時もあり、毎日のお昼時間が楽しかったことを今でも鮮明に覚えています。
この時の経験が今もMCのお仕事で活かされていると思います
もしも相手が人見知りだったら
私が人見知りの性格なので、この人もそうかも?というのはなんとなく分かります。
その場合は“アンドユーの法則”を行っています。
アンドユーの法則とは「自分はこうだけど、あなたは?」と、まずは自分の意見をいって次に相手の答えを促して会話にしていく方法です。これをすることで「こんな風に答えればいいのか」と相手の返事をするハードルを低くすることが出来ますし、「はい」「いいえ」だけで完結させないで言葉のラリーも期待できます。
ただし相手は人見知りですので、あくまでも相手のペースを乱さないように無理はさせないで話してみてください。打ち解けてくれると会話もどんどん弾むことでしょう。
さいごに高校デビューのポイントをおさらい
人見知りを克服するきっかけになった高校デビュー。
そんな高校デビューをするのに大切なポイント10個をおさらいしましょう。
・清潔にする
・姿勢を良くする
・話しかけてみる
・勉強を頑張る
・部活動や委員会に入る
・人の良い所をみつける
・キャラを作らない
・悪口を言わない
・知り合いがいない学校を選ぶ
これらを実践することで人見知りだった私も友達がたくさんできて、会話をまわす側にまでなれて、楽しい高校生活を過ごすことができました。
相手にいい印象を持ってもらえれば会話もしやすくなりますし、話しやすい人と思われると、こちらも嬉しいですよね。少しの意識だけで人見知りだったとしても変われます。
気持ちのいい高校デビューをして、高校3年間を思う存分楽しんでください。
あなたが人見知りを克服するのにこの記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
人見知りだった頃では考えられない職業ですが
その頃の経験が今のお仕事にも活かされています