プロフィールムービーを作成するポイント!ゲストの本音も紹介します

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新郎
プロフィールムービーをうまく作るポイントを知りたい
新婦
ゲストに喜んでもらいたい

そう思っているあなたに、この記事では結婚披露宴で上映するプロフィールムービーの、作成する時のポイントから、ゲストの本音や、ブライダルMCからのアドバイスをお伝えします。ポイントはどれも意識するだけで簡単にできるのでお役に立てたら嬉しいです。

私は現役のブライダルMCで通算500組以上の披露宴を進行してきました。そのなかでプロフィールムービーが披露宴において大切なものだと知っていますので、現場の声だと思って読んでください!

プロフィールムービーを作成するポイントを14個ご紹介します!

1枚の写真に文字は20字まで

1枚の写真に文字(テロップ)を入れるなら20字までが理想です。
多すぎると単純に読みおわらないからです。だからといって少なすぎても情報が入ってこないので、20字までを目安にわかりやすい文章を付けてあげてください。
その時、句読点はあまり入れないようにすると見やすくなりますよ。

1枚の写真に使用する秒数は7秒~8秒

写真表示は5秒~6秒出ているのがいいので、編集ソフトでは写真が画面にしっかり映るまでのエフェクトを前後合わせて2秒~3秒かけるようにしてください。
そうするとゲスト(出席者)の皆様に写真と文字をしっかり観てもらえます。

プロフィールムービーの長さは5分~7分

プロフィールムービー全体の長さは5分前後がベストで、長くても7分までにしてください。
なぜかというと上映している間、ゲストは食事の手を止めると思いますし、お化粧室(お手洗い)に行きたい人を我慢させてしまうことや、お酌回りをしているお父様やお母様の席の移動も制限させてしまいます。
ですから長すぎるプロフィールムービーはオススメできません。

オープニング・・・15秒くらい
新郎様のお生まれから生い立ち・・・2分以内
新婦様のお生まれから生い立ち・・・2分以内
新郎新婦お二人の出会いや馴れ初め・・・2分以内
エンディング・・・30秒くらい

上記の流れでいけば長くても7分におさまります。

次に曲であらわしてみます。

お二人の好きな1曲をフルコーラス使う場合
オープニング・・・前奏
新郎様のお生まれから生い立ち・・・1番
新婦様のお生まれから生い立ち・・・2番
新郎新婦お二人の出会いや馴れ初め・・・中盤から大サビ
エンディング・・・後奏
お二人それぞれの好きな曲を使う場合
オープニング・・・新郎様の好きな曲の前奏
新郎様のお生まれから生い立ち・・・前奏から続けて1番まで
新婦様のお生まれから生い立ち・・・新婦さまの好きな曲の1番
新郎新婦お二人の出会いや馴れ初め・・・お二人の好きな曲の1番
エンディング・・・お二人の好きな曲の1番の最後をフェイドアウト

このように曲と上手く合わせると5分前後のムービーが出来上がりますで、ムービーの長さに悩んだ場合は参考にしてみてください。

文字を大きくする

披露宴会場の大きさによりますが、一番うしろの席からでも読める文字の大きさにしてください。その為には、一度会場で確認してもらえると間違いないですね。
うしろの席は通常だとご親族の席になります。なかにはご年配の方もいらっしゃるかもしれませんので、文字の大きさは重要になります。ゲストのみんなに満足してもらう大切なポイントのひとつなので、ここは是非とも意識して作ってください。

文字の下に帯やアンダーラインをいれて読みやすくする

写真が重なってしまい文字が見えないときもあります。
その場合は文字の下に薄っすら帯を付けてみたり、アンダーラインを引いたりすると読みやすくなりますのでオススメ。このひと手間がゲストの喜びを倍増してくれますよ。

写真の枚数を合わせる

新郎新婦お二人の写真の枚数を合わせられるといいですね。どちらかが極端に多かったり少なかったりすると、観ている側が違和感を持ちます。

もしも昔の写真が少ない場合は

・お友達に集合写真などを借りる
・通っていた学校の校舎やグラウンドの写真を撮る
・よく行ったお店の写真を使う
このように工夫して、お二人のバランスをとるように心がけてください。

出席してくれるゲストの写真をいれる

私がゲストなら、ムービーに自分の写真が映ったらとても嬉しいです。懐かしい思い出もよみがえりますし、考えて作ってくれたその気持ちが嬉しいなと感じます。
使える枚数も限られているので、集合写真を使うのもオススメです。ゲストに向けたコメントを入れてあげると更にいいですね。

どれが新郎新婦かわかりやすくする

自分の顔を知っているのは自分側のゲストだけです。相手側のゲストや親族にもわかるように、複数人が映っている写真には自分がどこにいるか分かりやすくしてください。

・自分の顔のズームからひいて全体を映す
・自分に大きめの矢印を付ける
これらの工夫だけで集合写真でも一目で分かりますので実践してみてください。

人柄がわかるものや記念日の写真をいれる

旅行やドライブ風景やカラオケなど、なんでもいいですが趣味などが垣間見られる写真は人柄も伝わるのでいいですね。あとお二人の記念日の写真も特別感があって観ている側も楽しめると思います。

映像の前後に黒をいれる

映像の前と後に黒をいれて一時停止状態を作ってください。
上映の準備中にメニュー画面や映像の頭が見えないように、BGMも入っていない黒の画面を5秒ほど入れておくと安心です。同じ理由で映像の後ろにも5秒ほど入れてくださいね。

ゲストへのメッセージをいれる

映像の締めは出席してくれたゲストや親族へ向けたメッセージを入れると喜んでもらえます。

例)みなさまのおかげで本日の良き日を迎えられました!
例)感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございます!
例)引き続きお食事をお楽しみください!
難しく考えずに、ひとこと添えるだけで大丈夫ですよ。

使用する曲の著作権を確認する

使える曲かどうか結婚式場のプランナーさんに確認してください。使える曲リストがあればいただけます。作成してから使えないことに気が付いても遅いので必ず確認してください。お二人の好きな曲が使えるといいですね。

スクリーンサイズの確認と会場での試写をする

16:9とか、4:3とかありますが、結婚式場によって異なります。
作成する前に必ずプランナーさんに確認してください。そして完成したムービーは会場で試写してください。写真の端がサイズオーバーで見えないとか、文字が小さすぎて読めないなど、発見があればすぐに手直しできます。
当日困らないように自分の目で確かめることをオススメします。

保存形式の確認をする

ほとんどがDVD形式だと思いますが、これも上映する会場で再生できる形式にしないといけないので確認しておいてください。
自分のパソコンでは観ることができても、会場で映らない場合もありますのでご注意を。

ブライダルMCからのオススメとゲストの本音を紹介します!

ここからはブライダルMCの私が感じたことを元に、こうして欲しいオススメ3個を紹介します。

上映するベストタイミングはココ!

プロフィールムービーを上映するタイミングはお色直しが1回ある場合は、お色直し後の歓談中がオススメです。しかも新郎新婦お二人がお色直しの為に退場してなるべく早くに上映するのがベストタイミングです。
なぜなら、ゲストがお化粧室など離席する前に観てもらえるからです。

お色直しが無い場合は、メイン料理のタイミングがオススメ。なぜなら、ムービーとお食事を同時に楽しんでもらえるからです。せっかくのメイン料理は温かいうちに食べてもらいましょう。

頑張って作成したムービーですからみんなに観てもらえるベストタイミングで上映してもらえるように、プランナーさんやブライダルMC(司会者)にお願いしてください。

プロフィールムービーは早めに作成しましょう

結婚式が近づくと、お二人はやるべきことが増えていきます。
プロフィールムービーは凝った内容で作ろうとすると時間がかかりますので、結婚式の準備と重なると睡眠時間が足りなくなります。
さきほどポイントでお話しした、使いたい曲の著作権、スクリーンサイズ、ムービーの保存形式をプランナーさんに確認をして、なるべく早めに作成しましょう。

ゲストが観ている姿を残しましょう

プロのビデオカメラマンさんや、カメラマンさんを披露宴でもお願いしている場合は、プロフィールムービーをゲストがどんな表情で観てくれているか、そこも撮影してもらうよう頼んでおいてください。それはプランナーさんに言えば伝わります。
新郎新婦お二人がお色直し中でも、のちほど映像や写真で確認できたら嬉しいですよね。
もしプロにお願いしない場合は、ご親族のどなたかにお願いするのがいいですが、その人には予めプロフィールムービーを観てもらっておくのがベストです。

ゲストから聞こえた本音を紹介

プロフィールムービーの上映中にゲストから聞こえる生の声は、本来は新郎新婦お二人には聞こえませんがここで暴露します。

第1位:文字が小さくて読めない
第2位:どれが新郎新婦かわからない
第3位:お手洗いに行っていて観られなかった

私が今までに聞いた回数が多い順番は上記の通りです。
1位と2位は先に紹介したポイントをおさえれば問題は解決しますし、3位は上映するベストタイミングをプランナーさんに伝えておけば大丈夫です。
ゲストの満足度を上げるためにも、ここは徹底してください。

いかがでしたでしょうか?
プロフィールムービーは立派な演出のひとつです。
5分間という短い時間ですが、ゲストに自分たちを知ってもらう大事な時間になりますし、同時に感謝の気持ちも表現することができます。
時間をかけて作れるように早めに作成するといいですね。ゲストの喜ぶ顔を想像しながら妥協することなく完成させてください。この記事がお役に立てたら嬉しいです!