理想の神社結婚式を挙げよう!進行・費用・メリットデメリットを紹介!

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神社で挙げる結婚式を「神前式(しんぜんしき)」といいます。
教会にあるチャペルのような華やかさはないものの、神社特有の厳かな雰囲気。
日本の伝統的なスタイルを大切にしたい方に人気を集めています。

ただし神前式は親族のみで執り行われる挙式なので

新婦
挙式の流れはどんな感じなのかな?
新郎
全体的な費用はいくらぐらいだろう?
新婦
写真撮影も頼めるのかな?
新郎
どんなメリットとデメリットがあるの?

こんな疑問がありますよね?

私はブライダルMCとして通算500組以上のご披露宴を司会してきました。経験を積む中で、神前式についてブライダルプランナーさんに詳しくお話しを聞く機会がありましたので、そこで得た知識を紹介して先程の疑問を解消していきます!

神社結婚式の進行の流れを紹介します

神社での挙式は親族のみで執り行われるので、実際にどんな演出があるのか流れを知らない人が多いと思います。
「和装を着てみたい」という理由で選ぶのも良いことですが、せっかくですので進行の主な流れを確認しておくのはいかがですか?
自分たちの理想の結婚式に近づけるかどうかを想像してみてください。
それではさっそく主な進行の流れを紹介します。

1、参進の儀(さんしんのぎ)・・・
神社に奉仕する神職(斎主)と巫女を先頭に、新郎新婦、両家の両親、親族の順に本殿へ歩いて向かいます。花嫁行列と呼ばれることもあります。

2、入場・・・
新郎新婦、仲人(媒酌人)、両家の両親、親族、神職が入場。
神社に向かって右に新郎様側のご親族。左に新婦様側のご親族。

3、修祓の儀(しゅばつのぎ)・・・
神職が祓詞(はらいことば)を述べられる。一同、頭を軽く下げ、心身の汚れをはらい清めます。

4、祝詞奏上の儀(のりとそうじょうのぎ)・・・
祝詞とは神様に伝える言葉のこと。
神職が神に祝辞を読み上げ、新郎新婦の結婚を報告し、永遠の幸せを祈ります。

5、三々九度の盃(さんさんくどのはい)・・・
小中大の異なる杯を使って新郎新婦が交互にお神酒をいただき、夫婦の永遠の契りを結びます。
「小杯」は新郎→新婦→新郎、「中杯」は新婦→新郎→新婦、「大杯」は新郎→新婦→新郎の順で、それぞれ三口で飲み干す。全部で9回になるので三々九度という。

6、指輪の交換・・・
巫女から指輪を受け取り、まずは新郎→新婦へ。続いて新婦→新郎へ交換を行います。

7、誓詞奏上(せいしそうじょう)・・・
新郎新婦が、夫婦になる誓いのことばを読み上げます。

8、玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・
玉串とは榊(さかき)の木の小枝に白い垂れた神を付けたもので、紙と人の心をつなぐとされている。神職や巫女が説明してくれる所作を新郎新婦が行う。

9、巫女の舞・・・
新郎新婦の門出を祝い、雅楽に乗せて巫女が舞を奉納します。

10、親族杯の儀・・・
ご両家が親族となる儀式。巫女が親族全員にお神酒を注ぎ、全員起立して一斉に3回で飲み干します。

11、斎主挨拶(さいしゅあいさつ)・・・
神職が式を執り納めたことを神に報告して一拝します。

12、退場・・・
神職、新郎新婦、仲人、両家の両親、親族の順番で本殿から退場する。

その他にもこんな儀式もできます。
折り鶴シャワー・・・
キリスト教式で行うフラワーシャワーの様に、退場時に折り鶴を使用します。一生つがいで過ごし長寿でもある鶴。夫婦の幸せを祈る素敵な演出になります。

水合わせの儀(みずあわせのぎ)・・・
新郎新婦がそれぞれ実家で汲んできた水(水道水で大丈夫です)を、一つの杯の上で合わせる儀式。異なる環境で育った二人が幸せに暮らせるようにと願いを込めて、その水をお二人が飲みます。

オプション演出になる場合、追加料金が必要になるかもしれませんので、ブライダルプランナーさんに相談してみてください。

神社結婚式を挙げる時の費用を紹介します

次は費用についてです。
あくまでも目安となりますが以下の通りです。

初穂料(神社に謝礼として納めるお金)5万~15万円
雅楽などの演奏 3万~5万円
新婦衣装(白無垢など)1着15万~20万円
新郎衣装(紋付袴)5万~10万円
ヘアメイク料 5万~8万円
写真撮影料 撮影プランによる

上記の内容をみてもらうと、挙式やヘアメイク料だけでも30万円~50万円程かかります。

写真撮影はプランによって料金が違いますが、神殿内は個人での写真撮影が不可の場所もありますので、プロのカメラマンをお願いすることをおススメします。
※写真撮影を含めて挙式に必要な費用をパック料金にしている神社もあります。
予算で悩む前にまずはプランの相談をしてみてください。

神社結婚式のメリットデメリットを紹介します

メリット

・日本の伝統の良さを感じ、厳かな挙式を執り行える
・白無垢や色打掛など日本ならではの衣装で特別感を味わえる
・初詣や将来のお子様のお宮参り、七五三などで思い出の場所に何度も訪れることができる

デメリット

・本殿まで歩く儀式では雨の日は行えない場合がある
・歴史のある建物がゆえにバリアフリーの設備が整っていない

なんといっても日本の伝統を感じられることが神社結婚式の醍醐味ですね。特別感を味わえるというのも魅力的なポイントの一つ。
ただし、天候など自分達の力ではどうにもならない事もあります。お二人の理想の挙式をイメージして照らし合わせてくださいね。

この記事では神社結婚式の進行の流れ・費用・メリットデメリットについて紹介していきました。日本の伝統を大切にできる厳かな挙式は、きっと特別感を味わえることでしょう。
ご両家の絆を結ぶ、喜びに満ちた1日を過ごせますようお祈りしています!