ブライダルMCも綺麗な字を書きたい!その理由を徹底解説します!

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ブライダルMCというと“話すことだけが仕事”だと思っていませんか?
確かにその通りで、マイクを通して結婚披露宴の司会進行をするのがお仕事になります。
ただ、それだけではなく結婚式当日までの間は、デスクワークの方が多いのが現状です。

この記事で取り上げるのは、字を綺麗に書きたいということ。
なぜブライダルMCが綺麗な字を求めるのでしょうか?その答えを簡単になりますが、まとめてみました。

・ブライダルMCがどんな時に字を書くのか
・ブライダルMCの字を誰がみるのか
・綺麗な字が与える印象
・ボールペン字の必要性

読んでもらうと上記の内容を知っていただけます。

通算500組以上の結婚披露宴を担当しましたがいつも自分の字がどのように見られているか心配になります!

心配になる理由も紹介していきますね。

ブライダルMCが綺麗な字を書きたい理由を紹介

ブライダルMC=マイクを持って話す事
というイメージがあると思いますが、先程もいったように実はデスクワークも多いお仕事です。そんな中で字を書く機会はどのような時か、紹介していきます。

ブライダルMCがどんな時に字を書くのか

・進行表への記入
ブライダルMCは結婚式を予定している新郎新婦お二人と会い、お打ち合わせをします。
そこで披露宴の進行内容を詳しく聞きながら“進行表”という用紙に内容を記入していくのです。既に記入済みの欄以外は、ブライダルMCが最新情報をシャーペンで記入していく流れになります。

シャーペンを使用する理由は、まだ変更があるかも知れないので消しゴムで消せるシャーペンが必要になります。
私は、少し見栄えのいいシャーペンを買って使っています。値段が高いですが握りやすいし書きやすいので何本か持っているといいですね。

・取材内容のメモ書き
お打ち合わせの時に、進行表には記入しないけど残しておきたい情報や、絶対にアナウンスをする内容などを、白紙の紙にメモをするようにしています。

その紙は自分で用意した物で大丈夫なので、例えばコピー用紙でもいいですし、私は小さなお子さんたちが使うような白紙の自由帳を100円ショップで買っています。

このメモ用紙に関してはコピーなど渡しませんので、自分が読める程度の字でサーっと書いています。

・ブライダルプランナーさんへの引継ぎメモ
お打ち合わせが終わったら担当のブライダルプランナーさんに内容を引き継ぎするのが通常ですが、プランナーさんが離席されていたり、別のお打ち合わせに入られていたりすると、すり合わせができないので、その時に“引き継ぎメモ”を残して進行表の原本と一緒に残していきます。

メモは何でも構いませんが、私は少し大きめの付箋にしています。進行表に貼るのが楽だからオススメです。
メモ帳にクリップ止めをするMCさんもいらっしゃいます。進行表から外れたりしなければ何を使っても大丈夫です。

ブライダルMCの字を誰がみるのか

・新郎新婦お二人
お打ち合わせで向かい合っている新郎新婦お二人には、しっかり見られます。
しかもお打ち合わせの終わりに「最新版」として書き終えた進行表のコピーを渡すので、字が綺麗かは一目瞭然です。

やはり字が綺麗という良い印象をもたれたいものです

だとしたら、せめて丁寧に書きたいと思いませんか?ところがゆっくり書いていられません。
なぜなら、お打ち合わせは「はじめまして」から「ありがとうございました」までで1時間30分と限られています(※たまに1時間の式場もあります)。

①挨拶
②話しを聞きながら進行表に記入
③お二人のプロフィール紹介の為、取材
④手作りアイテムや衣装のこだわりを聞く
⑤連絡先の交換
⑥挨拶

時間内にこれらの項目を行うには、ゆっくり丁寧に書いていられないのです。
かといって綺麗な字を意識しすぎるあまり、タイムオーバーでは聞きたいことが聞けません。サラッと書いても読みやすい字、それが理想ですね。

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2019-07-15

・ブライダルプランナーさん
“進行表”の原本はブライダルプランナーさんに渡しますので、字の綺麗さは一目で伝わってしまいます。さきほどお話ししたメモを書いた付箋もそうですが、大事な内容が書いてある書類になるので、字が綺麗にこしたことはないですよね。

読めればいいとは言えませんね

・会場のスタッフさん達
“進行表”はプランナーさんだけではなく会場のスタッフさん全員が使います。
進行表は、ご披露宴当日までに変更や追加があればプランナーさんが訂正してくれますが、基本的には自分が書いたものがベースになります。

プランナーさんが原本を持ち、スタッフさん達はコピーを持ちます。
・披露宴会場の責任者さん
・音響スタッフさん
・照明スタッフさん
・カメラマンさん
・ビデオマンさん
・料理長
など、ご披露宴に携わる全ての人たちが、全体の流れや自分の仕事に影響があるところを念入りに確認してミスなく進むように務めます。
ですから“進行表”には誰がみても分かるように!必要なことだけを記入する!これを徹底しないといけません。

書く欄も小さいですし、内容も複雑だと記入も大変ですが、プランナーさんにこれ何て書いてあるの?と思われないように、完結に!でも綺麗に書くことが求められます。

綺麗な字が与える印象

・丁寧な人だと思われる
・頼れる存在だと思われる
・マナーが良いと思われる

上記のような印象を与えることができたら、ブライダルMCとして嬉しいですし、お仕事もやりやすくなります。

新郎新婦お二人とは、お打ち合わせと結婚式当日の2回しか会いませんし、あとはメールや電話での交流になります。
信頼してもらうには、第一印象や字の綺麗さが与える印象。これらが重要なのは間違いと実感しています。
ゆっくり書く時間はありませんが、丁寧に読みやすい字が書けると最高ですね。

さきほど進行表にはシャーペンを使って記入するといいましたが、書き間違えた時は消しゴムを使用します。
でもうまく書けないからと何度も消して書き直すと“焦っている人”という印象を与えてしまうので逆効果になります。

相手に与える印象とは、ちょっとしたことで決まるので、まずは綺麗な字を追求していきたいものです。

ボールペン字の必要性

最近では通信でボールペン字講座もありますので、手軽に練習ができていいですね。

お手本を見ながらのレッスン
丁寧な添削指導がある
短時間で習える

忙しい人にも始めるハードルは低い方だと思います。

しかも様々な通信講座を調べても、ボールペン字は人気講座ランキングの上位になっています。みんな綺麗な字を書きたいのが分かりますね。

書き慣れた字は癖もありますので直すのは大変だと思いますが、相手に与える印象を思い出してみてください!習う価値は十分あるといえます。

ブライダルMCが綺麗な字を書きたい理由のまとめ

・ブライダルMCがどんな時に字を書くのか
・ブライダルMCの字を誰がみるのか
・綺麗な字が与える印象
・ボールペン字の必要性

上記の内容を現役ブライダルMC目線で紹介していきました。

字が綺麗だと、相手に与える印象がとても良くなるのは確実ですし、それだけでなく自分に自信が持てます。
言い方を変えると「この司会者さん、字が下手だな」みたいな、恥ずかしい思いをしなくて済むのです。

ブライダルMCは声や、話し方だけが重要ではありません。“綺麗な字”も大切な武器になります。
気持ちのいい仕事ができるように、声も字も磨いていきましょう!