ブライダルMC同士の交流って大事?人見知りMCが赤裸々にお答えします

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この記事はブライダルMCになりたての人や、ベテランでも人との交流が苦手な人に向けて、自分の体験談をお伝えしようと思い書きました。

・MC同士の付き合いや交流って大事なのか?
・極力関わりたくないけど交流する良い点を知りたい

このような内容を主軸に紹介していきますので読んでいただけたら嬉しいです。

私は現役のブライダルMCで通算600組以上の結婚式を司会進行しているので、当時のリアルな思いをお伝えしていきます

ブライダルMC同士の交流は大事なのかリアルな声で良い点を紹介!

ブライダルMCの所属方法はいくつかありますが、私は事務所に名前を預けているだけなので基本的に事務所には寄らず、家から結婚式場に行くという通勤スタイルになります。

デビューする前は事務所にレッスンをしに行くことで仲間と会えましたが、デビュー後はほとんど会う機会はなく、年に数回の研修会で久しぶりに集まるといったかたちになりました。

では交流をもとうと思わなければ会えない仲間と、あえて会おうと思うのはナゼなのか?私なりにまとめてみましたので是非読んでください。

刺激をもらえる

まずはなによりも刺激をもらえるのが良かったポイントです。
結婚式の司会者は新郎新婦お二人から選んでもらって初めてお仕事になるわけですから、選ばれる人にならないといけません。

・売れっ子な司会者
・容姿が素敵な司会者
・MC能力の高い司会者
・結婚式場のスタッフさんから慕われている司会者

挙げたらきりがないくらい憧れる仲間や先輩後輩がたくさんいることで、自分も近づきたい!やってやろう!というモチベーションを高めてくれるのです。

刺激を受けることで現状維持ではなく、向上していこうという意欲がわいてきました

あの人みたいになりたいな~と、お手本や目標になる人がいるだけで少しずつでも自分のスキルが上がっていくのが分かります。

誰とも会わない!自分を変えない!だけでは、今の私はいなかったはず。
完全にマネっこするのはいけませんが、仲間の影響で変化できることはとても大事だと思っています。

苦労を分かち合える

同じ苦労をした仲間だからこそ、話し合うだけで気持ちがスッと楽になったり、辛かったことも笑い話に変えてくれたり、かなり救われてきました。

ブライダルMCは楽しいお仕事ですが、膨大な緊張感のなか細心の注意を必要とするので、何とも言えない大変さがあるのも現実です。

だからこそ共感できる仲間がいることが嬉しいのだと思います。

情報収集ができる

出入りしたことがない結婚式場さんや、体験したことがないセレモニー(演出)などの情報を教えてくれる仲間は、強い味方です。

誰だって初めては怖いものです。
そこに前情報が無い中進んでいくのは大変ですよね。私は有難いことに、先輩方からの情報をいただいてからのぞむことが多かったのでとても助かっていました。

私が情報を与える側で「詳しく教えてくれてありがとう」と言われたとき嬉しかったです

持ちつ持たれつ、大切ですね!

新郎新婦お二人に紹介できる

結婚式場の見学やセレモニー(演出)体験などができる“ブライダルフェア”には、司会者コーナーも設けられている場合があります。
参加してくださる新郎新郎お二人の希望に合った司会者を探すお手伝いをさせていただきますが、そこで司会者仲間のことを知らないと売り込みができません。

売り込みというか、プレゼンかな?
「この司会者はこんなMCが得意です」「お2人の希望だと、この司会者もオススメです」など、数多い司会者から候補をピックアップしてあげられるのです。

悩んでいる新郎新婦お二人に対して、どんな人かわからない司会者をオススメできません!任せて安心な司会者を紹介し、良いご縁に繋がったらとても嬉しいです。

このように仲間との交流があってこそできる役割も大切なお仕事になります。

新郎新婦お二人に紹介してもらえる

今の話の逆パターンです。
私の性格や司会の雰囲気を知っている仲間が、私のことをオススメしてくれるのでとても嬉しい!

司会者コーナーでの決定も数多くあり、決定連絡が入る度に仲間の皆に「ありがとう!!!」と伝えています!

先輩・後輩の体験談を聞くことができる

体験談を聞くと、同じことがあれば共感できるし、知らないことだと新たな発見ができて大好きです。話は尽きないし1、2時間くらいならアッという間に経ってしまうこともあるあるかな~。

その貴重な話を聞けるのも交流があってこそだと思いますので、先輩・後輩・同期、先生方の体験談を自分の糧にして、スキルアップに繋げていきたいと思っています。

なかには冷や汗をかくほどの体験談を教えてくれた人もいて、、、身が引き締まります!笑

文字を太文字にする後輩指導で自分を見直せる

10年以上もキャリアを積むと、私にも後輩ができるので私の現場を見学してもらうこともあります。
そのたびに質問があれば答えますし、注意事項があれば伝えることもしますが、そういった経験をすることで、自分の強みや弱みを改めて認識できています。

今の自分に何が足りないのかを見直せる良いきっかけになるので、事務所の方からお願いされたら有難いことだと思いながら引き受けています。

このように交流を持つことで得られる良い点がたくさんありましたが、これはブライダルMCの職業に限らず、どんなお仕事をしていても言えることではないでしょうか。

切磋琢磨できる相手がいるということは幸せなこと。
一般的に切磋琢磨=“お互いに励まし合い競争しあって向上すること”と調べるとでてきますが、その通りだな~と感じるし、高みを目指すために大切なことだと私は思っています。

自分ひとりでもイケイケでいける人もいるかもしれませんが、私は誰かと共有したり励ましあったりしながらスキルを磨いていく方法を推奨したいです。

ブライダルMC同士の交流で気持ちが落ちてしまった点も紹介!

とはいいつつ、交流を持ったことで気持ちが落ちることも正直あります。
ここからは簡単になりますが、私の体験や落ち込んでしまった時の改善策などを3つ紹介します。

比べてしまい落ち込む

人と比べてしまうと、できていない自分を責めてしまうこともあります。
色々な人がいて当たり前だし、司会者なんて個性があったほうが良いに決まっているのに、劣等感が強く出てしまうと落ち込みますね。

でもそんなときは、今まで私を選んでくれた新郎新婦お二人のことを思い出して“なぜ私に司会を託してくれたのか?”と頭で整理して、自信を取り戻したりしています。

選んでくれたお二人に誠心誠意心をこめて司会進行していきたいので、誰かと比べない!
オンリーワンの司会をするのだと誓い、自分を奮い立たせています。

先にデビューされて焦る

私のレッスン期間は10ヶ月ほどでしたが、誰かに短期間で先にデビューをされるととても焦ります。特に同期や後輩だと「どうしよう」という思いがたかまり、それが原因で悪循環になったこともあります。

焦ってもいいことはないので、まずは新郎新婦お二人に選んでもらえるように、宣材写真やプロフィール動画を整えて、愚直にMC力を磨いていかないといけませんね。

私は遅咲きだったので悩んだタイプでしたが、同じように悩んでいる人がいたら「必ずあなたの時代はくるから大丈夫」と伝えてあげたいです。

才能に嫉妬する

容姿、知名度、MC力など、自分では太刀打ちできない才能には嫉妬してしまいます。

でも、その時は気が付かなかったのですが、容姿もがんばれば自分なりに良くなる。
知名度だって親が有名人とかは仕方がありませんが、実績を積んだことでの知名度ならば、ゆっくり積み上げていけばいい。

MC力は、人生でどれだけ言葉に触れ、それを自分の引き出しに閉まってきたかによるので嫉妬している時間があれば情報収集や経験を増やしていくことに集中するべきだと気が付きました。

このように、交流を持つことでメンタル面が弱まった経験がありましたが、いま思えばかわいい悩みだな~なんて感じます。
だって羨ましかったら今の自分に+アルファできるようにがんばればいいだけなんです。

焦りからくる時間のロスも勿体ないので、その時間を自分磨き・スキルアップへの時間に費やしていきたいですね。

20代の頃はそんな余裕がなかったので、客観的に考えられるようになったので心身ともに成長したと思います。

そんな自分になれたのもブライダルMC同士の交流があってこそ。
色々な刺激を受けながら磨き上がっていく自分を実感していってください。
きっと、ブライダルMCとしての自信も良い一層強くなっていくと思いますよ!
この記事が仲間と交流するきっかけになったら嬉しいです。