移動中も司会者としての意識を持ちましょう【見られています】

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こんにちは、碧です。

いきなりですが婚礼司会者は披露宴中だけ集中すればいい訳ではありません。

結婚式会場を歩く時も、バックヤードを歩く時も、もっと言うと家からの移動中も司会者としての意識を持たないといけない!私はそう思っています。

さっそくその理由を紹介していきます。

移動中も司会者としての意識を持ちましょう

繰り返しになりますが婚礼司会者としての意識は常に持っているべきだと私は思います。
披露宴中だけ凛としても、バックヤード(会場の裏)を通った瞬間だらけていては台無しです。
最悪の場合、信頼を失うかも知れません。少し言い過ぎかも知れませんが私はそんな危機感を持って仕事にのぞんでいます。

誰に見られているかわからない

披露宴では姿勢を正し、所作にも気を付けて仕事をしています。
婚礼司会者さんは誰でもそうしています。
ですから披露宴の本番中は問題ないですよね。

私はいつも仕事の終わりにバックヤードを通ってプランナーさんが居る事務所に終了の挨拶をしに行きます。

「〇〇事務所の碧です。本日も披露宴でお世話になりました。ありがとうございました!」

だいたい事務所のみなさんに声が届くくらいのボリュームです。

後日、新規の決定連絡が届くと担当プランナーさんは初めましての方。
私を新郎新婦お二人に薦めてくれた理由は「元気な挨拶を見ていいなと思った」からだそうです。
とても嬉しかったと同時に“見られている”ことへの意識が強まりました。

一度の挨拶だけでも印象は大きくついてしまいます。
同じ印象なら良く思ってもらいたいですよね。

マナーが悪い人が司会者だったらどう思いますか?

先程の挨拶の話はバックヤードと言っても結婚式場の中での話だから礼儀正しくして当然と思う方も居るかもしれません。

それでは移動中ではどうでしょうか?
外でマナーが悪い人を見かけて、その人が自分の結婚式の司会者だったらどう思いますか?
私だったら純粋に嫌だと思います。見なかったことにするかも知れません。

次は私が実際にヒヤッとした例などを紹介します

例1:
新郎新婦お二人は司会者とホテルの打ち合わせサロンで一度お打ち合わせをしますが、駅前のお化粧室(お手洗い)でお化粧直しをしている自分と、数十分後に会う新婦様がバッタリ同じ鏡の前に立つなんて事も有り得ます。
司会者は新婦様のお顔を知らないので、そこでマナーが悪い態度を取ってしまったら取り返しがつかないですよね。

碧:「初めまして~司会の碧と申します」
新婦様:「さっき駅のトイレにいましたよね?」

これは現実に結構あります。
そこからは、早めの時間にお化粧直しをしたり“この人新婦様かも?”と思うようにし、誰が新婦様でも失礼の無いよう、お化粧室を利用しています。

例2:
披露宴のゲストの方でも同じことが言えます。
土日・祝日は結婚式が多いのでスーツを着ている男性や、ワンピースドレス等を着ている女性を見かけたら私の担当する披露宴のゲストかも!と、意識します。

婚礼司会者が会場に到着する時間の目安は、披露宴開始の1時間30分前ぐらいなので、ゲストが着くには早すぎるので可能性では低いのですが、意識しておいて損はないと思っています。

例3:
披露宴が終わった帰り道に、ゲストや親族と道でバッタリ会う事もあります。
ゲスト:「あっ!あの人、さっきの司会者だよ!」
という声が聞こえるので、猫背で歩いてなんかいられません!笑

電車の同じ車両になって話しかけられることもありました。

その時の私は
・マスクを着ける
・イヤリングとネックレスを外す
・ヒールの高いパンプスからペタンコ靴に変える

こんな姿だったので何とも気まずかったです。

マナーが悪い人が実は披露宴の司会者だったら、私は嫌だなと感じます。
電車の移動中だって、誰かが披露宴の出席者かも知れません。
そのことを忘れず司会者としての意識をもって移動しましょう。

誰にいつ見られても大丈夫な姿勢でいる

ここでは少し嬉しい要素を紹介します

誰にいつ見られても大丈夫な姿勢でいると

・シェイプアップにつながる
・姿勢がよくなる
・印象がよくなる

これらのメリットがあります。
具体的にお尻が上がったり、足が細くなったり、内側に入っていた肩が開いたり、いいことばかり。

そのことに気が付いたきっかけは婚礼司会を約半年お休みしていた時期があり、その時に3キロ太ったからです。

半年ぶりにヒールのあるパンプスを履いて筋肉痛になりました!笑
スカートスーツもちょっと着るのに苦しくなり、ヒップラインが気になりました!泣

スタイル維持の効果があって印象も良くみられるなら、意識することに張り合いがでてくのではないでしょうか?

司会者としての意識を持ち続ける方法

先程から“意識する”と言い続けていますが、私が意識を持ち続けている方法を簡単に紹介していきます。

集中する

単純ですが「私は婚礼司会者だ」と自分に言い聞かせてずっと集中することです。
でも家を出てからずっとだと、さすがに集中も続かないのでできれば結婚式場の最寄り駅から3駅前ぐらいからは集中100%で頑張っています。

すれ違う人、同じ方向に進む人、すべてが結婚式関係者かも?と気にしながら歩いています!

クレームをもらわないよう心がける

もしも誰かから「マナーの悪い司会者」とクレームが出たらどうしよう・・・と、常に考えることにしています。

大袈裟かも知れませんがクレームは悪化すると、その結婚式場の出入り禁止になってしまう恐れもあります。
そんなことが起こらないようにクレームが起きそうな種は作らないように恐怖心を忘れずにお仕事をしています。

帰宅後に思う存分解放する

ここまで読むと息苦しく感じたかも知れません。

でも結婚披露宴の司会は楽しくて幸せな仕事です!やり遂げた達成感も最高です!
だからこそ婚礼司会者としての意識を忘れずに突き進めているのだと思います。

更に言うと、ずっと気を張って疲れた心身は帰宅した後に解放させています!笑
思う存分だらけていいですし、変な部屋着でもお化粧が崩れていても大丈夫。
その解放感も気持ち良くて最高ですよ~!

どんな仕事でも“巣の自分”のままでは務まらないと思います。
婚礼司会を目指す人や、婚礼司会を始めたばかりの人は、私の意識を持つ方法を試してみてください。
集中して頑張った分、何とも言えない達成感が得られると思います。