ブライダルMCが絶対にやってはいけない4つのこと

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こんにちは、碧です。

本記事では、ブライダルMCを目指すあなたに
ブライダルMCがやってはいけない4つのことを紹介します。

私はブライダルMCとして働いており、500組以上の披露宴を進行しています
ブライダルMCを目指している人や現在お仕事をされている人の参考になれたら嬉しいです!

ブライダルMCが絶対にやってはいけない4つのこと

結婚式は新郎新婦お二人やご両家にとって一生の中で大切な1日。
その結婚披露宴を担当するブライダルMCは、当然ミスなくスムーズに進行しなくてはなりません。

さらに“お二人がイメージした披露宴”に合う雰囲気作りもしなくてはなりません。
ということは絶対にミスを起こしてはいけないという事です。
結論からいうと、やってはいけない4つのことは次の通りです。

・聞き間違い
・書き間違い
・読み間違い
・言い間違い

上記の4つです。
それでは順番に説明していきます。

【聞き間違い】お二人との会話を聞き間違えてはいけません!

ブライダルMCは、新郎新婦お二人と披露宴の進行について、一度会ってお打ち合わせをしますが打ち合わせ時間は1時間~1時間30分。
その中で聞きたいことを全て聞くのは難しいですが、焦って聞いてしまうと思いもよらない聞き間違いを起こしてしまう可能性があります。

“間違えて聞いた”わけですから、新郎新婦お二人には全く非がありません。トラブルの原因になるので注意してください。

【書き間違い】お二人に聞いた内容を書き間違えてはいけません!

ブライダルMCはお打合せの時に、ご披露宴でのセレモニー(演出)やタイムスケジュールなどを“進行表”という用紙に記入していきます。
漢字の書き間違いも勿論ダメですが、ブライダルMCはアナウンスをするので大事なのは“読み方”です。進行表に書き間違えてはミスの元になります
すぐに気が付いたり、結婚式当日より前に発覚すれば新郎新婦お二人に確認できますが、そのままご披露宴でアナウンスしてしまうと大問題です。
誰かが進行表の記載ミスに気が付いてくれると思ってはいけません。書いた後しっかり確認するようにしてください。

【読み間違い】文章を読み間違えてはいけません!

ここでいう「読み間違い」とは、頭で読むことをさしています。
普段から間違えやすい漢字や言い回しなどは、注意が不足していると間違えて頭に入れてしまいます。ご披露宴では、一瞬だけ目にした文章を急遽アナウンスすることもあります。それを“たぶんこうだろう”“きっとこうだろう”と決め付けてしまっては間違いの原因になりますので思い込まないようにしてください。

【言い間違い】アナウンスをするとき言い間違えてはいけません!

ブライダルMCがマイクを通してアナウンスする時は最善の注意が必要です。上記にあげた「聞き間違い」「書き間違い」「読み間違い」の全てに気を付けていても「言い間違い」をしてしまったら大きなミスになります。そのミスを防ぐためにも、マイクを持つときには常に緊張感も持ってください

もしもやってしまったらどうするか

絶対にやってはいけないといっても、人間ですからミスをする可能性はあります。
でも注意をすれば防ぐこともできますので、ここからは上記の4つの「間違い」をしてしまったときにどうすればいいかをお伝えします。

・「聞き間違い」をしてしまったら
新郎新婦のプロフィール文章の作成をする為に取材をする時や、進行表に記入する項目以外でも、お二人の情報をメモすることはあります。ただしそれらのメモは基本的に自分しか見ないので、聞き間違えて書いたことに気が付かないかも知れません。
そこからミスが発生しては困るので、お二人に「このようにアナウンスさせていただきます」と確認してみましょう。そこで聞き間違いが見つかれば、事前に訂正することができます。

・「書き間違い」をしてしまったら
書き間違えたことが明確だったり、少しでも違和感があったらすぐに新郎新婦に確認してください。それが漢字や平仮名の書き間違いだったとしても確認が必要です。その為には自分が書いた進行表を何度も読み直すことが大切です。少しでも早く気が付けばお二人を不安な気持ちにさせなくて済みます。
「書き間違い」の訂正はお二人にだけでなく、担当のブライダルプランナーさんにも連絡してください。プランナーさんが原本を訂正してくれます。

・「読み間違い」をしてしまったら
“たぶんこうだろう”“きっとこうだろう”等の思い込みが落とし穴になる「読み間違い」は、とにかくアナウンスをする前に、読み方があっているかを今一度確認することが大切です。ご披露宴はライブであり、のんびり過ごす時間はありませんが、頭の中で読んだものをすぐに言葉にするほど恐ろしいことはありません。たとえ頭で読み間違えても、冷静になって見たら気が付くはずです。 “この読み方であっているか?”と、確認することを徹底してください。

・「言い間違い」をしてしまったら
言っている最中、もしくは言い終わってすぐに自分で気が付いたら、数秒だけ間(ま)をとって「失礼いたしました」といい、改めて正しいアナウンスをしてください。ミスのままにしてはいけません。ただし、冷静にならないとミスが重なってしまうので落ち着くことが大事になります。
自分では気が付かず、誰かに言い間違いを指摘された場合も同じです。どこかのタイミングで「先程ご紹介しました〇〇は正しくは△△でした。失礼いたしました」など、しっかり訂正を入れてください。
時には新郎新婦お二人に言い間違えたので訂正を入れていいか?など確認をする必要もありますし、訂正するタイミングをプランナーさんに相談しないと難しい事もあるかも知れません。それらは言い間違えた内容によりますので、その都度冷静になって指示を仰いでください。

さいごに

この記事ではブライダルMCが絶対にやってはいけない4つのことを紹介していきました。
どれも当たり前で単純なことの様に思うかも知れませんが、結婚披露宴は収録ではなく生です。ライブなので細心の注意が必要になります。私は全ての神経をご披露宴に注ぐので、帰宅する頃には抜け殻になります(笑)。でも全力で司会進行ができることに幸せを感じますし、達成感のある最高なお仕事なのでとても楽しいです。
上記の4つを意識して、新郎新婦お二人やプランナーさんに安心してもらえるブライダルMCになりましょう。