・お酒に弱い
・顔が赤くなる
・挨拶をするから飲むなと言われている
上記のどれか、もしくは全てに該当するあなたは、この記事で紹介する方法を実践してもらうと、お酒をうまく断わることや、酔わない為にするべきことが分かります。
結婚式でお酒を断る方法を紹介!飲めない人と弱い人にアドバイス!
結婚式の主役である新郎新婦お二人は、ゲスト(出席者)にお酌されます。それはお祝いを意味するお酒なのでとてもやさしく美味しいお酒になります。
だからこそ飲めないとか、弱いからといって断っていいのか悩みますよね。
私は“断っていい”と断言します。ですから失礼にあたらないで断る方法を7つご紹介します。
・お気持ちだけでと笑顔で断る
お二人の幸せを願うゲストは、祝杯としてお酌をしてくれますので、そんな心のこもったお酒は受け取りたいですよね。でも無理にいただかなくても大丈夫。笑顔で「お気持ちだけで!」と言えば伝わります。
その時にグラスの上に手をあてるとよりスマートです。ありがとうの気持ちを込めて“笑顔”を忘れずに!
・あらかじめ断っておく
あなたがお酒を少しでも飲める人なら、会社の同僚や地元の友達は注ぎにくる確率が高いと思います。その場合はあらかじめ「結婚式では飲めないので」と断っておくことが一番です。
さらに、別の人に止めてもらうようにお願いしておくといいです。フォローしてくれる人がいると安心できますね。
・ノンアルコールの飲み物をテーブルに用意しておく
新郎新婦お二人が座るブライダルテーブル(高砂)に、ノンアルコールビールやソフトドリンクを用意しておくのも大切です。お酌しに来てくれた方に「これでお願いします」と言えば理解してくれます。
ブライダルプランナーさんに打合せ時にお願いしておけば、スタッフさんが常に補充してくれます。プランナーさんに頼み忘れても当日、近くにいるスタッフさんにお願いすればOKです。
・ソフトドリンクやお水をこまめに飲む
お酒を飲める人は、ソフトドリンクやお水もこまめに飲むように心がけてください。
普段よりハイペースでお酒が入ると、急に体調が悪くなるかもしれません。美味しく飲むためにもこれは大切なポイントになります。
水分を摂りすぎてお化粧室(お手洗い)の心配があれば、近くいるスタッフさんに声をかけてもらえればすぐ連れて行ってくれますし、ご披露宴の進行にも影響なく対応しますので安心してください。
・グラスをまめに交換してもらう
ゲストに注いでもらったグラスが増えたら、スタッフさんに声をかけて空いているグラスと交換してもらいましょう。
一度お願いすれば注意深くみてくれますので、遠慮せずに言ってくださいね。
・テーブルの下のバケツを使う
新郎様の足元にはバケツが用意されています。これは注がれたお酒を流すためのバケツです。
お酌をうける
↓
一口飲むか、もしくは飲んだポーズをとる
↓
ゲストが席に戻っている時にバケツにそっと流す
この手順でOKです。この行動は失礼にあたりませんのでやってみてください。
・ウェルカムスピーチでいう
ウェルカムスピーチをする人は、そのタイミングで言うのをオススメします。
「僕たちはお酒が飲めませんのでソフトドリンクをいただきたいと思います」
「二人ともお酒が弱いので、その分皆様に美味しく飲んでいただきたいです」
「この度、新婦のお腹に新しい命を授かりましたので、お酒は僕がいただきます」
など、言い方は自由なのでお二人らしいスピーチになるよう、盛り込んでみてください。
酔わないための対策も大切です!
普段お酒を飲むことが好きなら、結婚式でのお酒も美味しく飲みたいですよね。
飲み過ぎないためのポイントは読んでいただきましたので、ここでは悪酔いしないように事前にできる対策を簡単に3つご紹介します。
・体調を整える
お仕事をしながら結婚式の準備をする人が多いと思います。自然と睡眠時間が減ってしまう、もしくは準備に追われて疲れが溜まってくる可能性も高くなります。
そうなるといつもなら平気な量でも酔いがまわりやすくなる、または気分が優れなくなることも考えられます。
睡眠時間を減らさないように、結婚式の準備は余裕をもって取り組んでもらいつつ、風邪などにもかからないように気を付けて生活しましょう。
・空腹をさける
挙式とご披露宴を挙げられる場合、食事を召し上がるまでは、かなり時間があります。その空腹状態にお酒が入ってくると悪酔いするかも知れません。
挙式の前に胃に少し入れておくか、もしくは披露宴の食事をしっかり食べるまでは飲まないように気を付けてください。
・悪酔い防止のドリンク剤やタブレットを先に飲む
肝臓機能を強化してくれて二日酔いになりにくくなるというドリンクや、水がなくても飲めるタブレットもあります。
ビタミンを配合した栄養剤もあるので、自分が安心だなと思えるものを用意して、大切な挙式とご披露宴に向けて準備しましょう。
まとめとブライダルMCからのアドバイス
いかがでしたでしょうか。
結婚式でお酒を断る方法、ポイントは以下の7つ。
・あらかじめ断っておく
・ノンアルコールの飲み物をテーブルに用意しておく
・ソフトドリンクやお水をこまめに飲む
・グラスをまめに交換してもらう
・テーブルの下のバケツを使う
・ウェルカムスピーチでいう
酔わないための対策は以下の3つでした。
・空腹をさける
・悪酔い防止のドリンク剤やタブレットを先に飲む
そしてここからはご披露宴をいつも見てきているブライダルMCとして、アドバイスがあります。
乾杯の時だけは新郎新婦お二人がグラスを合わせたあと、グラスに口を付けるポーズだけはしてください。飲める人なら一口飲んでも大丈夫です。その後のお酌はうまく断りながら、ご披露を楽しんでください。
さらに何度も言いますが、断る時は絶対に笑顔を忘れないようにしてください。
ゲストはお二人のお祝いの気持ちを込めてお酌してくれるのですから、こちらも“ありがとう”の気持ちを込めることは必須ですよ。
そして、普段は飲めても絶対に無理をしないこと!これを徹底してください。
いくら断る方法を知っていても、悪酔い防止をしていても、つい飲み過ぎてしまっては危険です。体調を崩してしまわないよう、絶対に無理をしないでください。
これらは全て意識するだけでできる事なので、ぜひ取り入れていただき、最高の1日を過ごしてください。楽しいご披露宴になりますよう心から祈っております!