「結婚式に呼ばれたからご祝儀袋が欲しいけどどれがいいの?」
「種類が多すぎて分からない」
「お祝い袋ならどれでも同じだろうな」
そんな風に思っていませんか?
初めて必要になった人はわからなくて当然です。
私も20代前半の頃は詳しくないし、今ほどインターネットからの情報も少なかったので正直にいうとわかりませんでした。
売り場で手に取って裏面をじっくり読んで、たぶんあっているよね。
そう考えながら買っていたのを思い出します。店員さんに聞けば早いのですが、なにせ極度の人見知りだったので質問するなんてハードルが高いので無理でした。
でも実際ご祝儀袋には種類があるのです。
私の勝手な感覚ですが、結婚式で使われるご祝儀袋を、30~40人に1人くらいが間違えている印象を受けます。
あまり意識せずに買っていた人も、もしかしたら結婚式にはふさわしくない物かもしれません。
そこでこの記事では難しいことは無し!とにかくココだけ覚えてほしいという点を紹介します。
「〇〇さん、ご祝儀袋を知らない人なんだな、、、」などと思われないように、マナーのひとつとして身につけてくださいね。
結婚式のご祝儀袋はどれ?そんな疑問に簡単にお答えします!
ご祝儀袋って、ショップに行ってもインターネットで検索しても、ビックリするほど種類が豊富なのでデザインだけでも選ぶのに時間がかかります。
さらに結婚式用を探すわけですから大変!
そこで、簡単に覚えられるようにクイズを1問、作ってみました。
クイズ!結婚式用のご祝儀袋はどちらでしょうか?
さっそくですが上の画像をご覧ください。
2枚のうち結婚式のご祝儀袋としてふさわしいのは、どちらでしょうか??
いかがですか?
正解は、、、向かって左側のご祝儀袋です。
当たりましたか?
実は「寿」という文字が大事なのではなくて、注目してもらいたいのは“水引(みずひ)き”と呼ばれる飾り紐なのです。
左側のご祝儀袋は“あわじ結(むす)び”という結び方です。
似たもので“結(むす)びぎり”という物もあります。
意味・・・一度結んでしまうと、ほどくのが難しいため「結婚が人生に一度きりでありますように」という願いが込められています。
また、両端を持って引っ張ると、さらに強く結ばれることから「末永く付き合う」という意味もあるそうです。
結婚式にふさわしいご祝儀袋といえますね。
一方、向かって右側のご祝儀袋はどうでしょう。
よく見るデザインだと思いませんか?
見慣れた印象があるので、つい買ってしまいそうですが、これは“蝶結(ちょうむす)び”という水引きです。
意味・・・蝶々結びなので、両端を下にひっぱるとすぐにほどけますね。
つまり「何度も結びなおせる」わけです。ですから出産祝い・入学祝い・ご長寿のお祝いなど「何度あってもいいこと」に使用されるのです。
結婚式のご祝儀袋はココだけ覚えれば間違いません!
“水引き”には大切な意味が込められていましたね。
お祝い事にはご祝儀袋はかかせませんが、マナーのひとつと考えると適切なものを選ばなければなりません。
そこで私が覚えた簡単な方法!
ココだけ覚えてください!
「結婚式に蝶々はダメ!!」
シンプルですみません。ですが、この覚え方は友人達にも好評です。
これから初めてご祝儀袋を使うのでしたら、正しいものを買えますね。
今まで蝶結びを買ってしまっていたなら、ぜひこの機会に覚えてほしいです。
既に知っているのでしたら、知らない人を見かけときに教えてあげてください。
いかがでしたでしょうか。
ご祝儀袋にも立派な意味がありました。
マナーというと堅苦しく感じるかもしれませんが「おめでとう」という想いを、より気持ちよく伝えるためにも、結婚式にふさわしい物を選んでください。
きっと新郎新婦お二人も心のこもったご祝儀袋を手に取り、喜んでくれることと思います。
この記事が少しでも参考なればうれしいです。