結婚式の司会者は選べます【選ぶ方法・ポイントや注意点を紹介】

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こんにちは、碧です。
私は結婚式の司会者として500組以上の司会を進行しています。

この記事では“司会者選びについて”紹介していきます。

・そもそも結婚式の司会者を選べることを知らなかった人
・結婚式の司会者選びのポイントを知りたい人

そんな方々に読んでいただけたら嬉しいです。

結婚披露宴の司会者は選べなかった時代があります。
今でもいくつかの式場では、男性司会者or女性司会者。
このどちらかしか選べない所があるみたいです。
不思議ですよね、、、謎です。

でも私の知っているほとんどの結婚式場では新郎新婦お二人が司会者を選ぶことができます。

それでは実際にどうやって司会者を選ぶのでしょうか?

結婚式の司会者を選ぶ方法

どの結婚式場でも専属(契約)司会者がいます。
式場の規模にもよりますが、約20名~60名ほどの候補者がいると思います。
その中で、お二人に合う司会者を選ぶのは大変ですよね。

それでは具体的な選び方をいくつか紹介していきます。

ブライダルプランナーのオススメ

お二人を担当するブライダルプランナーさんに、どの司会者が良いかオススメしてもらうといいでしょう。
なぜならお二人の雰囲気や、どんな披露宴にしたいかなど具体的なイメージを1番理解してくれているのはプランナーさんだと思うからです。
その人のオススメ司会者なら、言い方が悪いですがハズレは無いはずです。
でもオススメされたからって即決断はしないでください。
候補者を数名出してもらい、写真や経歴情報があったり、実際に喋っている自己紹介(PR)動画もあるので、必ずお二人で確認してくださいね。

ブライダルフェア

ブライダルフェアでは

・挙式会場
・披露宴会場
・衣装
・音楽
・結婚指輪
・キャンドル
・ウエディングケーキ
・ペーパーアイテム
・披露宴の演出
・映像
・写真
・お花
・記念品
・プチギフト
・ハネムーン

などなど・・結婚式に関わるほとんどの情報が集まっています。
勿論その中には「司会者」のコーナーもあるのです!

ここで注目してもらいたいのが「司会者コーナー」の接客担当が現役の婚礼司会者さんかどうかです。
もしも現役司会者さんだとしたらプロの司会者の立場からアドバイスがもらえます。

私も「司会者コーナー」を何度も担当していますが来てくれたお二人の雰囲気や、司会者に対するイメージを聞いて、どの司会者が合うかを探していきます。
同じ事務所の先輩や後輩の事はよくわかっていますから、自然とお二人の希望に近い司会者をオススメすることが出来ます。

この「司会者コーナー」では、ブライダルプランナーさんが持っているのと同じ、司会者の
写真や自己紹介(PR)動画を見ながらオススメしていきます。

もしも接客をしてくれた司会者さんを気に入った場合、結婚式当日のスケジュールが空いていれば即決定!!
フェアで会えて打ち合わせでも会えるし、より安心ですね。

それに披露宴の進行について質問があれば、司会者でわかる事ならお答えします。
これがブライダルフェアの醍醐味でもあります。

ブライダルフェアの日に司会者を決めたら特典が付く場合、その日に決断するのがオススメですが、大事な司会者選びですからしっかり考えてくださいね。
今ではYouTubeでPR動画を見られる司会者事務所も増えているので、気になった司会者を自宅で視聴したり、ご両親に見せて意見を聞くのもいいですね。

悩んでいる時間で司会者さんのスケジュールが埋まってしまうと悔しいので「この人だ!」と決まったらすぐにプランナーさんに連絡をして司会者さんのスケジュール確保をお願いしてください

持ち込み司会

・プロに頼まず、話の上手な友人に頼む
・友人がプロの婚礼司会者

上記のような場合は「持ち込み司会」と言う扱いになります。
※人を物のように「持ち込む」と言うのは心苦しいですが、よく使われる言葉になります。

友人に司会を頼めばアットホームな感じになるしお二人も緊張がとけやすくなりそうで素敵ですよね。

もしも友人がプロの婚礼司会者なら更に理想的ですね。
安心できるし技術も問題なければ最高です。

ただし注意して欲しい事は、「持ち込み司会」=「持ち込み料金がかかる」かも知れません。
結婚式場で選べるアイテム以外の物を「持ち込む」場合、式場に別途支払わなければならい「持ち込み料金」がかるのです。

式場によっては司会者もその対象になります。
例):
結婚式場の専属(契約)司会者料は7万円だとします。
一方で、持ち込み司会にした場合、式場に払う持ち込み料金が5万円。
司会者さんに謝礼金3万円。だとすると1万円高くつきます。
差額1万円なら問題ない方もいるかも知れませんが、会場に支払う5万円が勿体ないと私は思ってしまいます。その5万円で美味しい物を食べたり、好きの洋服を買ったり、それこそ結婚式のアイテム代に充てられたかも知れない、、、と、ちょっと思ってしまいます。
金額の事ですので夫婦でよく相談してくださいね。

司会者は持ち込み料金がかからない式場もあるので、是非プランナーさんに聞いてみてください

結婚式の司会者を選ぶ時のポイントや注意点

選ぶ方法の次は、実際に選ぶ時のポイントや注意点についてご紹介します。

ブライダルフェアの「司会者コーナー」でよく質問されることは

・選ぶポイントは何ですか?
・他の新郎新婦はどうやって選んでいますか?

この2つが多いです。

それではさっそくお答えします。

司会者を選ぶポイント

声・喋り方・容姿・雰囲気・経歴・出身地・司会料

これらがポイントです!
順番に解説していきます。

声・・・大切なポイントです。PR動画で声を聞いて、なんか聞き心地いいな♪とか、好きな声♪と感じたら有力候補にしてください。
自分達の結婚披露宴の進行をこの声でやってもらったら、、、とイメージしてみてください。
優しい声・ハキハキした声・ハスキーボイスなど司会者さんによって声質が違いますから、何名か違う声質の司会者さんを聞いてくださいね。

喋り方・・・声は勿論ですが、喋り方も大切です。
流れ方や語尾に癖のある司会者さんもいます。その癖を個性と思っていただけると司会者として嬉しい限りです。ですが苦手な喋り方だな?と少しでも感じたら候補から外した方がいいでしょう。

容姿・・・人を見た目だけで判断してはいけませんが、披露宴の司会者ですから見た目も立派な判断材料の一つになります。美人やイケメンを選ぶ方もいますが、親しみやすいお母さん的容姿の司会者を選ぶ方もいます。新郎新婦お二人の好みで選んでください。

雰囲気・・・ここが違う!とか明確な理由はないけど、PR動画を見た時、雰囲気だけで何かが違うと感じたら、候補から外してください。逆に雰囲気が素敵だな♪と感じたり、自分たちの披露宴にこの人がいてくれるといい感じになりそうだな!と思ったら、是非候補に入れてくださいね。

経歴・・・PR動画の他に、司会者さんの簡単な経歴を知る事ができます。
婚礼司会をするまでどんな経験をしてきたかはオリジナリティに繋がるので大切なポイントの一つです。元アナウンサー、元ラジオDJ、元モデル、元舞台役者などなど、声に関係するお仕事を積んできたのか否か等を知る事ができるので参考になります。

出身地・・・出身地を載せている司会者さんもいます。同じ故郷だと親近感がわいて、それだけで「この人いいかも♪」となる事もあります。
出身地以外に、出身校が一緒と言うのも大きな決め手になりますよ。

司会料・・・次の金額は例えばの数字です。
ある事務所の司会料が6万円~12万円まであったとします。
その差が何かと言うと経験やキャリアの差は勿論ですが、前職でアナウンサーなどメディア活動をしているとその分、知名度料としてプラスになるケースが多いです。

でもここで注意してほしいのですが、最安値の6万円の司会者がダメという訳ではありませんので誤解しないでください。しっかりレッスンを受け、プロの司会者としてデビューしているので誰を選んでも技術として問題はありませんので安心して任せてくださいね

だいたい上記の7点のどれかが決め手になり、司会者を決定されます。

もしも最終候補者が2名いて、どうしてもどちらか選びきれない場合のオススメ方法は、PR動画を再生して、

目を閉じたまま耳だけで聞く事です。

自分達の結婚披露宴を進行してほしいのはコッチの司会者さんだ!と感じるはずです。
お二人に合う司会者は必ずいますので是非たくさん悩んで決めてくださいね。

人気司会者は早い者勝ち

通常は結婚披露宴の3ヶ月前くらいには司会者を決めておくと安心できます。

ですが人気司会者さんはスケジュールが早く埋まってしまいます。
せっかくいい感じの人を見つけても、決断が遅くなれば手遅れの場合もあります。
特に結婚式が多く行われる11月・10月・6月・3月あたりは、人気司会者さんは引っ張りだこなので、早めにスケジュールを抑えることをオススメします。

例えが悪いですが、「司会者は生物(なまもの)です」
招待状・席次表・席札のようなペーパーアイテムは決断締め切りギリギリでも無くなる事はありませんが、司会者はスケジュールが埋まっている限り候補にすらできません。

私は11月の時点で、翌年の7月のスケジュールを問い合わせられた事があります。
司会者も人間なので、自分が半年後どうなっているかわからないので引き受けるのを悩みましたが、その時のお二人が「どうしても!」と言ってくださり、有難く受けさせていただきました。とっても嬉しかったです!

司会者のキャンセル料

司会者を交代するとキャンセル料が発生する場合があります。
交代を申し出た日が、ご披露宴の何日前かによってキャンセル料の金額は違います。
この期間や金額は結婚式場と司会者事務所との契約で決まっています。

たくさん悩んで決めたのに、実際に打ち合わせで会った時、お二人のイメージとかなりかけ離れていたり、問い合わせに対する返信が遅くて不安に感じるなど、司会者を交代したい理由は人によって様々だと思います。
そんな時は必ずブライダルプランナーさんに相談して意思を伝え、アドバイスをもらってください。

・司会者交代のメリットとしては、不安要素がある司会者に進行してもらわなくて済む。

・司会者交代のデメリットとしては、ご披露宴まで1ヶ月をきっているので、交代するにもお二人の理想の司会者は既にスケジュールが埋まっている可能性が高く、選べる候補者が少ない。

司会者はお二人に不安を抱かせないよう、安心して任せてもらえるように常に心掛けています。ですがやはり人間ですのでお二人が気になる点があったり、どうしても許せない事情があった場合は交代の意思をプランナーさんに伝えてください。
その際、時期によってはキャンセル料が発生するかも知れない事を頭に入れておいてください。

いかがでしたでしょうか?
司会者を選ぶ方法から、選ぶポイントや注意点を紹介していきました。

親族が多いから、経験豊富そうな安心できる“お母さんタイプ”がいいな!
友達とワイワイ楽しみたいから“同年代ぐらいの女性”がいいな!
など、出席者の雰囲気で決めるのもいいですね

大切な決断の一つになると思いますので、じっくり考えてください。
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
お二人にとって最高な司会者さんと出会えますように・・・♪