こんにちは、碧です。
この記事では“バルーンスパーク”について紹介していきます。
バルーンスパークとは新郎新婦お二人が“風船を割る”セレモニーです。
“割る”と言うフレーズは縁起悪い?
忌(い)み言葉じゃないかな?と思う人もいるかも知れません。
ですが、大丈夫です。
司会者は“割る” ⇒ “スパーク”と言い換えてアナウンスしますので忌み言葉になりません。
忌み言葉については結婚式で使ってはいけない忌み言葉【言い換え方法も覚えてください】をご覧ください
目次
バルーンスパークの良い点・悪い点・注意点を紹介します
バルーンスパークの演出をする方で多いのは、ゲストのテーブルの中心にバルーンを浮かせて、新郎新婦お二人が順番に割っていく(スパークしていく)流れです。
この時、割れたバルーンからハート型の小さなバルーンが沢山舞い降りる演出が人気です。
キャッチしたゲストにプレゼントすれば、幸せのおすそ分けにもなります。
それではバルーンスパークの良い点・悪い点・注意点を順番に紹介し解説していきます。
バルーンスパークの良い点
・バルーンの色味や形が可愛い
バルーンは見た目が可愛いいですよね。
ハートの形を選べば“結婚式”らしさも増します。
新郎新婦お二人の披露宴会場の雰囲気に合わせた色を選べば、インテリアとしてもキレイですし、スパークする演出でも楽しめますので、色や形はお二人の好みで決めてくださいね。
・子供たちに大人気
出席されるゲストにお子様が多い場合は、バルーンスパークが大人気です。
バルーンが降ってくるし、もらえるし、遊べるので喜んでくれます。
長時間の披露宴で飽きちゃうかな?と心配な方にはオススメの演出と言えます。
・大人も喜んでくれる
バルーンが好きなのはお子様だけではありません。
大人の男性が弾ませている姿もよく見かけますし、バルーンを家族のお土産として持って帰る方もいらっしゃいます。
子供や女性向けではなく、男性や親族の方々も楽しめる演出です。
・スパークする時にスリルを感じる
新郎新婦がバルーンを割る時に「いまか?いまか?」とドキドキします。
「パーン!」と割れると、舞い降りてくるバルーンに喜ぶと同時に拍手も鳴り、披露宴会場がとても盛り上がります。
バルーンスパークの悪い点
・大きい音が出るので驚かれる
先程の良い点であげたスリルと矛盾してしまいますが、大きい音が苦手な方もいらっしゃいます。そのドキドキが怖いと感じてしまうかも知れません。
ですが実際に鳴る音は、そんなに大きくはありません。
それでも恐怖を感じる・風船が苦手という方の為にやれることは
“司会者にアナウンスしてもらう”ことです。
実際に私がアナウンスする時は
(割る直前に)それではお願いしまーす!(パーン!)
このように、少し大きな音が出る事を予測してあげます。
そうすると実際はそんなに大きな音ではないと気が付き、安心されます。
私は次のテーブルのスパーク前にも
と伝えます。ずっとアナウンスすると、その演出の邪魔になってしまうので、アナウンスは2回ぐらいまでにします。
バルーンスパークを演出に取り入れたい場合は、
司会者との打ち合わせの時に「アナウンスを入れて欲しい」と伝えてください!
・間違えて中のミニバルーンを割ってしまう
割れたバルーンからハート型のミニバルーンが舞い降りてキャッチしたゲストにプレゼントする演出はとても人気ですが、たまに新郎新婦お二人がミニバルーンまで同時に割ってしまう事があります。
・テーブルの人数とミニバルーンの数を合わせている
・ミニバルーンの中で当たりの色を決めていて、後ほど当たり発表を考えている
上記の場合は、ミニバルーンを割らないように注意が必要です。
ミニバルーンは下側に詰まっていますので、お二人はバルーンの上側を狙って割ってください。
割ってしまった瞬間、スタッフの方が当たりの色のミニバルーンを、さりげなく投げ込んでいる姿をみたことがあります。
結婚式のスタッフさんは、新郎新婦お二人の希望した演出をできる限り叶えたいと思っていますので、困ったことになる前に対応策を相談してみてください。
バルーンスパークの注意点
・ブライダルプランナーさんに出来るかどうか相談しておく
バルーンスパークに限らず、どの演出でも言えることですが、結婚式場や披露宴会場によって出来る演出と出来ない演出があります。
お二人がやりたい希望は早めに相談してみてください。
・バルーンの色の選択種類
・バルーンの形
・バルーンの大きさ
・バルーンの値段
細かい話ですが上記も相談しておかないと、イメージと合わなかったり、披露宴会場の雰囲気と合わなくなる場合があります。そうなると勿体ないので確認は必須です。
・バルーンは背が高いのでゲストからお二人が見えにくい
背の高いバルーンはゲストの方々の視界を狭めてしまいます。
新郎新婦の姿が見えにくい・写真が撮りにくい、そんな時もあるかも知れません。
それを頭にいれてバルーンの大きさなどを考えるもオススメです。
ちなみに私がゲストとして参加した時は、インテリアとしても可愛いですし、スパークしたら視界は良好なので、見えにくさは気にならなかったです。
・大きい音がでることを司会者にアナウンスしてもらう
私は新郎新婦お二人に「大きい音がでることをアナウンスしましょうか?」と打ち合わせの時に聞いています。お二人に了解を得て、披露宴でアナウンスを入れています。
ですが、どの司会者もアナウンスを入れるとは限りません。
聞いてこない司会者もいれば、アナウンスなどを気にしていない司会者もいると思います。
この記事を読んでアナウンスを希望したいと思ったら、打ち合わせの時に担当の司会者にお願いしてください。
・“割る”が忌み言葉ととられる
冒頭に書きましたが、司会者は“割る” ⇒ “スパーク”と言い換えてアナウンスしますので忌み言葉になりません。
ですが、ご親族の中では“割る”行為そのものに縁起が悪いと感じる方もいるかも知れません。
あとで問題にならない様に、一度ご親族に風船を割る演出があることを伝えておいてください。
バルーンスパークのおすすめタイミング
バルーンスパークを行うタイミングは
お色直し後の入場時がオススメです。
お色直し後は装いも新たに入場されますので、明るく楽しい演出として、このバルーンスパークがとても人気です。
各テーブルを回りながら割っていきますので、ゲストの皆さんもお二人の姿が間近で見られるので喜んでくださいます。
バルーンを使った演出
次は、バルーンを使った演出を紹介します。
・ゲスト参加型を考える方には、ミニバルーンに当たりの色を決めておくゲーム形式のバルーンスパークがオススメ
例)
①ミニバルーン3色の中に、当たりの色を1つ決める
②テーブルの人数分ミニバルーンを入れる(当たりの色を最低1コはいれる)
③降りてくるミニバルーンをひとり1コ取ってもらうよう、司会者がアナウンスする
④バルーンスパークの際、新郎新婦がミニバルーンを割らないようにスパークする
⑤当たりの色を選んだゲストに新郎新婦から景品を用意し、プレゼントする
違うテーブルの人が混ざった集合写真はとても貴重になります
当たりのミニバルーンとプレゼントを持っていただくと、その時のイベントのいい思い出になりますね!
・メインバルーンスパーク
新郎新婦お二人の座るブライダルテーブル(高砂)の隣に大きいバルーンを浮かせて、新郎新婦が割る演出です。
割る前にゲストに集まっていただき、大きいメインバルーンから舞い降りるミニバルーンをプレゼントする流れです。
各テーブルのバルーンスパークをやらないで、メインバルーンのみを選ぶ方もいますし、各テーブルのバルーンスパークの後にメインバルーンをスパークする方もいます。
お二人で相談してみてください。
・大きいバルーンの中に新郎新婦が入る
大きいバルーンの中から新郎新婦が登場したらインパクト大ですよね。
好きなBGMを選んで、割るタイミングが何秒目かを打ち合わせしておけば、スタッフさんが割ってくれます。
ただし、この演出はゲスト全員に見てもらうにはスペースが必要ですし、スタンバイする姿を見られては意味がありません。
私が披露宴で司会をした時は、披露宴会場の隣のガーデンテラスでお色直し後の入場としてこの演出が取り入れられました。
①ガーデンテラスで新郎新婦が大きなバルーンに入って先にスタンバイ。
②司会者がアナウンスし、ゲスト全員をガーデンテラスへと誘導。
③BGMが流れ、新郎新婦がバルーンから登場!!
大盛り上がりでした!
あまり見る事のない演出にゲストも喜ばれますし、天気が良ければそのまま写真タイムも楽しめます。
やはり広めのスペースや、大勢が見渡せる条件が揃わないと難しいですが、やってみたい!と思う方はブライダルプランナーさんに相談してみてください。
いかがでしたでしょうか?
バルーンスパークの良い点・悪い点・注意点などを紹介してきました。
子供に大人気!大人も喜んでくれる!見た目も可愛いバルーンスパーク。
キャンドルサービスやフォトラウンドの代わりに取り入れる方も増えています。
カワイイ演出を探している方にはオススメですので、この記事を参考にお二人で相談していただけるととても嬉しいです。
この記事ではバルーンスパークについて良い点・悪い点・注意点をまとめましたので、やってみたいけど実際はどうなのかな?と思っている方に是非読んでいただきたいです